大阪行動署名用紙

ダウンロード
現在の署名数
31,117筆

辺野古・基地建設計画の白紙撤回に向けた行動宣言

ダウンロード

日々の大阪行動の写真

yahoo! フォト

大阪行動活動予定日

大阪行動

毎週土曜日 15時30分より大阪駅付近にて

大阪行動ミーティング

月一回この行動を継続、発展させていくためのミーティングをしています。詳しい日時・場所などはお問い合わせください。

辺野古の現場から

Vol.1
Vol.2

「沿岸案」に絶対反対！
沖縄の自治権を無視し、平和を求める人たちへの弾圧を進める日本政府に対して、沖縄の怒りは頂点に達しています。
ここ大阪では、第3回目の署名提出行動を行いました！

　みなさん、この間、各新聞紙上、ニュース番組を賑わしている「沖縄・普天間移設問題」に目を向けていただいているでしょうか。

　10月26日、日米両政府は、これまでの計画であった2500mの滑走路をもつ米軍基地建設案を撤回し、新たに滑走路全長1800メートルの「沿岸案」を進めていくことで合意しました。

　ここに、辺野古の阻止行動がここまで政府を追い詰め、2500ｍの案を撤回させたことを、まずは大きな勝利として確認しなければなりません。

　しかし、これまで辺野古で闘ってきた人たち、沖縄の人々の意思に反して、また新たな案が押し付けられるというのは何という事態でしょうか。さらに、29日には在日米軍再編の中間報告が出され、その中で「海兵隊の兵士7000人の削減や、嘉手納基地以南の基地の整理・縮小などが盛り込まれた」と、あたかも沖縄の「負担軽減」が実現されたかのような報道がなされています。しかし、これはあくまでもカモフラージュであり、海兵隊削減の内容とは、司令部要員や支援部隊がグアムへ移転するだけで、実戦部隊は沖縄に留まり続ける（演習による被害は、実戦部隊によって起きている）というものであり、嘉手納基地以南の基地の整理・縮小とは、軍事力を沖縄北部の基地へと集約するというものなのです。これが、沖縄の「負担軽減」になどならないことは明白な事実であり、沖縄をより強固な軍事要塞として機能させようという日米政府の思惑が示されたのです。

　私たちは、「沿岸案」の報道を受けた次の日、大阪防衛施設局に対する第3回目の署名提出行動に行って来ました。27日当日、大阪防衛施設局のある合同庁舎の前には、前回、前々回を上回る45名を超える人たちが集まっていました。「沿岸案」に強い怒りを抱き、結局沖縄へ基地を押し付けてしまっている現実を、その政府を何も変えられなかった自分自身に唇を噛みしめながら約束の時間を待ちました。

　しかし、出てきた施設局員が言ったのは、「代表者5名が部屋に入り、30分しか対応しない。それができないのなら署名提出に応じることはできない」というものでした。「私たちは請願権のもと、こうしてやって来ている。全員で議論を共有し、それぞれの思いを聞いてほしい」ということを訴え続けました。すると、施設局は、「それではもう無理ですね。打ち切り、打ち切り」と言って、話を一方的に打ち切って足早に庁舎の中に戻って行ってしまったのです。市民が多くの署名を携えて申し入れを行おうとしているのを前に、これほど強権的に勝手に議論を打ち切るという行為が許されて良いのでしょうか。本当に信じられない光景でした。その後、私たちはもう一度みんなでミーティングを持ち、やはり署名提出、要請行動は一貫してしっかりとやろうということを確認し、代表者5名が前に出て、みんなはその後ろに座り込むという形で、もう一度施設局を私たちの前へと引っ張り出しました。第3次提出分の署名数「7370筆」。ずっしりとこたえるそのたくさんの思いを施設局員に手渡しましたが、職員は終始無言でした。本当に悔しい思いでいっぱいでした。このたくさんの思いを生かすために私たちは動ききれているのか。それがまだまだであるということは、辺野古の阻止行動を闘い、支え続けてきた人たちを愚弄する今回の「沿岸案」に明白に示されています。ここで改めて、私たちは「沿岸案」に対しても「絶対つくらせない」意志で行動を続けると確認し、宣言しました。

　しかし、みなさん、国の力は本当に巨大です。沖縄の闘いを封じ込めるために「特措法」を制定する動きまで始まっています。この国の大暴走を止めるために、今ここに、多くの人が繋がることが何よりも必要なのです。どうか、力をかしてください。この行動に加わってください。辺野古の闘いが政府にこれまでの案を断念させたように、巨大と感じるその力を変えさせることは可能なのです。この思いが、どうかみんさんに届くように・・・